にょほほ電鉄−車両−秩父鉄道
秩父鉄道は、秩父、寄居、熊谷、羽生を結び埼玉北部を横断する路
線。路線長は70キロを超える。沿線には自然が溢れるがその一方
で石灰石採掘所が目立つのも特徴。そのため秩父鉄道は旅客輸送の
ほか、セメント関連の貨物輸送も盛んである。なお南関東では唯一
動態保存の蒸気機関車を保有し、冬季を除く土日祝日には「パレオ
エクスプレス」として運行されている。
駅名標 秩父鉄道
駅名標は国鉄ふうのシンプルなタイプを使用するが、所在地名の記
述が次駅・前駅の間にあるのが特徴。

和文書体:丸ゴシック(ナールほか)
欧文書体:丸ゴシック(ナールほか)

■C58形蒸気機関車(1988年)
■12系客車(2000年)

埼玉県の観光振興の一環として、さいたま博に合わせて運行を開始
した「パレオエクスプレス」に使用される車両で、南関東では唯一
の動態保存の蒸気機関車である。元々沿線の小学校に保存されてい
た車両を復活させた。客車は2000年に、JR東日本より12系
客車を新たに購入、塗色を蒸気機関車に雰囲気を合わせた緑色とし
た。3月〜12月初旬の土日・祝日の運転。
■6000系(2006年)

急行用車両。西武より新101系を購入の上、室内はボックスシー
ト化。またドアチャイムや車椅子スペースの設置などバリアフリー
化も整えられている。元々は3扉の車両であったものを2扉化した
ため中央の扉は埋められ大型固定窓が設置されている。ただし種車
の特徴であったステンレス地の乗降扉は踏襲されている。
■7500系(2010年)

秩父鉄道の最新鋭車両。1000系の老朽化に伴う置き換え用とし
て東急より8090系を譲受し3両編成化のうえ登場させた。導入
に際してはワンマン運転対応、また寒冷地対応化工事を施している。
同じ東急からの譲受車である7000系とは、種車の違い以外に差
はなく、仕様・性能は同等である。
■7000系(2009年)

1000系の老朽化に伴う置き換え用として東急より8500系を
譲受し、3両編成化のうえ登場させた。種車の制御装置である界磁
チョッパ制御は秩父鉄道では初の導入となりつまり秩父鉄道初の省
電力車両となる。画像は第1編成であるが、第2編成は中間車を先
頭車化改造した車両であるため、先頭形状が若干異なる。
■5000系(1999年)

当時の主力車両であった2000系(元東急7000系)が4両編
成で輸送力過剰であったため、車両冷房化推進を機に東京都交通局
から都営三田線用6000形を譲受、3両編成へと改造のうえ導入
した。ワンマン化改造を施され、各駅停車運用に充当される。

■3000形(1992年〜2006年)

急行列車用車両としてJR東日本より165系を購入し投入された
車両。秩父鉄道初の冷房車である。前面形状は種車の雰囲気が残る
もののオリジナルに改造されている。ただし種車はトイレが装備さ
れていたが秩父鉄道の設備の関係上、使用は見送られた。6000
形の登場により、2006年11月に引退となった。
■1000系(1986年〜2014年)

吊掛け駆動による旧性能車両の置換えのため、東日本旅客鉄道より
101系を譲受し導入した車両。当初は冷房装置が搭載されてなか
ったが、後に両先頭車のみであるが冷房化改造を施され塗色も白地
に青・赤のストライプとなった
。また2009年には秩鉄110周
年を記念して旧塗装を施された編成が登場した(共に詳細は下段)
7500系の増備により2014年3月をもって引退した。
■1000系リバイバル塗装(2009年〜2012年)

秩父鉄道は2009年の創立110周年を記念して、歴代通勤車の
塗色を1000系に施し登場させた。5月には1002編成に肌色
と小豆色のツートンカラー(
1960年〜1988年に見られたも
)を施した編成が登場、また1007編成に1000系登場時の
黄色地に茶色のストライプ(
1986年〜1993年に見られたも
)を施した編成も登場した。なお1002編成は2012年5月
に、また黄色地の1007編成は2012年12月に引退している。
※矢印を画像にかざすと黄色地編成の画像へ。
■100形(1950年〜1988年)

戦後の車両不足時に国鉄より譲渡された車両で、鋼体こそ鉄製であ
るが車内は木製という半鋼製車である。1000系の投入によって
廃車となった。現在は、三峰口駅構内の鉄道公園にて保存中。