■C58形蒸気機関車(1988年) ■12系客車(2000年) 埼玉県の観光振興の一環として、さいたま博に合わせて運行を開始 した「パレオエクスプレス」に使用される車両で、南関東では唯一 の動態保存の蒸気機関車である。元々沿線の小学校に保存されてい た車両を復活させた。客車は2000年に、JR東日本より12系 客車を新たに購入、塗色を蒸気機関車に雰囲気を合わせた緑色とし た。3月〜12月初旬の土日・祝日の運転。 |
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■6000系(2006年) 急行用車両。もと東日本旅客鉄道165系を改造した3000系の 老朽化に伴い、西武鉄道より101系を譲受のうえ導入した。室内 は西武10000系の余剰品を流用しクロスシート化。また3扉の 車両であったものを2扉化したため中央の扉は埋められ大型固定窓 が設置されている。塗装は3000系を踏襲した白地に水色の塗装 であるが、6003編成は2014年に秩父鉄道の旧塗色である茶 系のものに変更された。急行「秩父路」のほか2022年より一部 の各駅停車でも使用される。 |
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■7800系(2013年) 秩父鉄道の最新鋭車両。7500系の2両編成版で、輸送効率を考 慮して登場した。ただし前面形状は7500系と異なりオリジナル となる。三峰口側先頭車は電動機を撤去しているが、これが仇とな り営業運転初日に(悪条件が重なったものの)浦山口駅で勾配を登 れなくなるアクシデントに見舞われた。そのため後に滑走防止装置 が設置されている。2013年3月に営業運転を開始した。 |
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■7500系(2010年) 1000系の老朽化に伴う置換え用途として東急より8090系を 譲受し3両編成化のうえ導入した車両。同じく東急からの譲受車で ある7000系とは種車の違い以外に差はなく、仕様・性能は同等 である。一部車両には沿線の観光地をアピールしたイラストがラッ ピングされており、7502編成は沿線で発掘された化石や生息す る生物を表した「秩父ジオパークトレイン」、7507編成は沿線 の美しい景色や食べ物を表した「彩色兼備」として運行される。 |
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■7000系(2009年) 1000系の老朽化に伴う置換え用途として東急より8500系を 譲受し3両編成化のうえ導入した車両。種車の制御装置である界磁 チョッパ制御は秩父鉄道では初の導入となる。また秩父鉄道初の電 気指令式ブレーキ装備車となる。2編成が導入されるが、7002 編成は中間電動車からの改造であり、前面形状が若干のっぺりして いる。 ※画像は7001編成。 |
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■5000系(1999年) 東急7000系を改造して導入した2000系が、4両編成で輸送 力過剰、しかも冷房化も困難であった事から、当時廃車が進んでい た東京都交通局6000形を譲受し導入した車両。外観は三田線時 代と大差ない。4編成が導入されたが、うち5004編成が事故で 引退したため現在は3編成が活躍する。 |
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■3000形(1992年〜2006年) 急行用車両。東日本旅客鉄道165系を譲受し導入された。秩父鉄 道初の冷房車である。前面形状は種車の雰囲気が残るもののオリジ ナルに改造されている。6000形の登場により、2006年11 月に引退した。 |
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■1000系(1986年〜2014年) 吊掛け駆動による旧性能車両の置換えのため、東日本旅客鉄道より 101系を譲受し導入した車両。当初は冷房装置が搭載されてなか ったが、後に両先頭車のみであるが冷房化改造を施され塗色も白地 に青・赤のストライプとなった。また2009年には秩鉄110周 年を記念して旧塗装を施された編成が登場した(共に詳細は下段) 7500系の増備により2014年3月をもって引退した。 |
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■1000系リバイバル塗装(2009年〜2012年) 秩父鉄道は2009年の創立110周年を記念して、歴代通勤車の 塗色を1000系に施し登場させた。5月には1002編成に茶系 のツートンカラー(1960年〜1988年に見られたもの)を施 した編成が登場、また1007編成に1000系登場時の黄色地に 茶色のストライプ(1986年〜1993年に見られたもの)を施 した編成も登場した。なお1002編成は2012年5月に、また 黄色地の1007編成は2012年12月に引退している。 |
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■100形(1950年〜1988年) 戦後の車両不足時に国鉄より譲渡された車両で、鋼体こそ鉄製であ るが車内は木製という半鋼製車である。1000系の投入によって 引退となった。引退後は三峰口駅構内の鉄道公園にて保存されてい たが、現在は解体されている。 |