にょほほ電鉄 - 車両 - 小湊鉄道
小湊鐵道は、千葉県の内房地区を走る鉄道。JR内房線の五井駅か
ら養老渓谷を経由し、上総中野駅へと至る。バス事業は房総地区に
路線網を持ち、所有車両も比較的新車が多いのに対し、鉄道事業は
車両、駅舎など施設の老朽化が進む。しかし首都圏近郊ながら古の
雰囲気を醸し出している事からテレビCMやドラマへの「出演率」
は高い。京成グループであり、所有車両もかつての京成赤電の面影
があるものの、実際は親会社との関係は薄い。
駅名標 小湊鐵道
駅名標は国鉄ふうのデザインとなる。また欧文ルビは自駅のみとな
り、前駅・次駅は平仮名のみの記載となる。

採用書体:手書き

■BD4形機関車(2015年)
■ハフ101・ハテ101・ハテ102・クハ101形客車

大自然との一体感を多くの人に味わえるよう、オープンタイプ客車
を連結した観光列車「里山トロッコ」用として登場した車両。かつ
て活躍したC型コッペル蒸気機関車を、クリーンディーゼル気動車
として復元した。4両の客車は天井がガラス張りとなり、中2両は
オープンタイプとした。最後尾のクハ101形は運転台を備える。
2015年11月15日より営業運転を開始したものの、直後に動
輪のロッドが損傷、運転休止を余儀なくされたが、2016年3月
にロッドを外した状態で復活した。
■キハ40形(2021年)

老朽化したキハ200形の今後の稼働継続を可能とし余裕を持たせ
る目的で、JR東日本よりキハ40系を譲受し導入した。2両のう
ちキハ40−1は小湊色に塗装変更されたが、キハ40−2はJR
只見線時代の塗装のまま登場した。2021年4月に営業運転を開
始、最終的に5両が揃う模様。
■キハ200形(1961年)

車種がバラバラであった自社所有車両の老朽化に伴い、車種統一を
目的として導入された車両。国鉄キハ20形を基本としつつ、当時
の親会社であった京成電鉄3100形に似た前面形状とした。16
年にも渡って製造されたにもかかわらず、側面窓と乗降扉の材質以
外、初期導入車両と最終導入車両とでは殆ど変更箇所が無い。導入
から半世紀以上、小湊鐵道の主力車両として活躍するが、遂に一部
編成の廃車が始まった。