にょほほ電鉄−車両−相模鉄道
相模鉄道は、横浜から海老名へと至る本線と、二俣川から分岐して
湘南台へと至るいずみ野線から成る。以前は、新京成電鉄と同じく
準大手私鉄であったが、収益は阪神を上回り1990年には晴れて
大手私鉄に昇格した。関東大手私鉄では唯一都内に路線を持たない
が、東急東横線やJR横須賀線への乗り入れが計画中である。車両
の仕様は独自色が強く直角カルダン駆動やディスクブレーキが露出
した台車などは、近年まで採用例があった。
※画像は「そうにゃん」号
駅名標 相模鉄道
駅名標は、新CIに準じた、ブルーを基調としたデザイン。照明は
行灯式ではなく外側からLEDで照らす方式となる。

和文書体:ヒラギノ角ゴ
欧文書体:Rotis(セミ・サン)

注意喚起用ドアステッカーは、過去にはラベルライターで代用でき
そうな単純なデザインであったが、現在は相鉄キャラクターである
「そうにゃん」をあしらったデザインとなる。
9000系ヨコハマネイビーブルー編成と20000系のドアステ
ッカーは、車体デザインに合わせたシンプルなものとなる。そうに
ゃんは描かれていない。

■20000系(2018年)

相鉄の最新鋭車両。7000系の置換えと将来の東急目黒線直通運
転を目的として製造された。8000系以来の日立製作所製でかつ
オリジナルデザインとなり、前面はインパクトのある特徴的な形状
となる。
車内はグレーを基調としたスタイリッシュなデザインで照
明は日中と夜で色調が変化する調色LED照明となる。
車内鴨居部
や通路上部には大型液晶による案内表示機を設置した。乗降扉はド
アスイッチによる半自動扱いが可能。2018年2月に営業運転を
開始した。
■11000系(2009年)

5000系や7000系の置換えを目的として登場した。東日本旅
客鉄道E233系をベースに製造されている。また車内の乗降扉鴨
居部にはLCDモニターが設置されるなど鋼体以外の類似点も多い。
10000系と同様に、一部編成はJR新津車両製作所(現・総合
車両製作所)で製造された。
■10000系(2002年)

2100系、6000系の置換えを目的として登場した車両。製造
コスト削減のため、東日本旅客鉄道E231系をベースに製造され
低コストでの高性能化を実現。一部編成はJR新津車両製作所(現
総合車両製作所)で製造された。反面、相鉄伝統の直角カルダン駆
動やパワーウィンドウ(自動開閉窓)等は、この車両では採用され
ていない。登場当時はグリーン系の塗装であったが、新CI導入に
伴い現在は画像の塗装となる。
■9000系(1993年)

8000系(下記参照)と共に旧型車置換えのために登場した車両。
従来、相鉄の車両は、例外を除いて日立製作所で製造されていたが
車両の置き換えを早急に進めるため、日立製の8000系に対して
9000系は東急車輛(現・総合車両製作所)によって製造された。
シルバー車体の多い相鉄(当時)において、ライトグレーに赤の塗
色を採用。急行や快速を中心に活躍する。新CI導入に伴い一旦は
新塗装化が完了したが、2016年になりさらに新しいコンセプト
の新・新塗装が登場した(詳細は下記)
※矢印を画像にかざすと旧塗装車の画像に。
■9000系「YOKOHAMA NAVY BLUE」(2016年)

2017年に創立100周年、また2018年に都心直通を控える
相鉄では「デザイン・ブランドアッププロジェクト」の一環として
9000系を横浜の海に見立てた「ヨコハマネイビーブルー」一色
に変更した。また内装もグレー基調とし、ボックスシート座席には
本皮の採用、昼夜でカラーの変わるLED照明など、大幅に変更が
施されている。今後、2019年までに全編成がこの塗色となる模
様。
■8000系(1990年)

旧型車である6000系置換えのために登場した車両。「21世紀
になっても通用する車両」をコンセプトに製造され、従来の相鉄車
にはない大胆な前面デザインで登場した。新7000系の一部で採
用されたVVVFインバータ制御を本格的に採用する。また編成の
うち2両の車内にはボックスシートを設置。相鉄を代表する車両と
して急行や快速を中心に活躍する。新CI導入に伴い新塗装化が完
了したが、今後はネイビーブルー塗装へ変更される予定。
※矢印を画像にかざすと旧塗装車の画像に。
■7000系(1975年)

車体更新車両を除く相鉄の新造車両では初のアルミ製車両。外観は
5000系等のアルミ更新車両をベースとしているが、前照灯の位
置が両端に寄るなど細部に違いが見られる。性能は6000系と同
等。側面ストライプは車体最上部と最下部に配されているが、これ
はアルミ外板の結合部を隠すため。なお1986年以降製造の車両
より大幅な仕様の変更が生じた(詳細は下記参照)老朽化に伴い廃
車が進む。
■新7000系(1986年)

相鉄初の新造アルミ車両である7000系は、1986年以降製造
車両からは大幅な仕様の変更が生じた。前面形状は前面窓周りを黒
色処理、いわゆるブラックフェイスとなり、前照灯と尾灯が一体化
されスッキリした外観となった。またストライプの貼付方法もアル
ミ板からステッカーへと変更された。最終編成では一部座席がボッ
クスシートへと変更された。なお1988年製造車両からは、制御
装置に相鉄初のVVVFインバータを採用した。現在、新CI導入
に伴い新塗装化が完了した。
※矢印を画像にかざすと旧塗装車の画像に。

■5000系(1955年〜2009年)

相鉄初の自社発注車両で、初の高性能車両。登場当時の車体は張殻
構造というタマゴ形断面の車体に、青とグレー地に紅白のストライ
プという塗色で登場し、相鉄のイメージを変えた。1972年には
更新工事の際に車体を新造、アルミ車体へと変更され5100系へ
と改番した。また1988年には制御装置がVVVFインバータ制
御化され5000系へと再び改番された。2005年に一旦は全車
が運用を離脱したものの、踏切事故による車両不足から急遽1編成
が復帰した。老朽化により2009年をもって引退した。