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にょほほ電鉄 - 街 - 川崎港海底トンネル![]() |
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■ちどり公園 川崎市川崎区の千鳥町にある公園。川崎駅前から市バスに揺られて 川崎港内の「東電前」で下車、さらに海底トンネル車道から外れる ように脇道を歩くと、その公園は現れる。周囲を東京電力川崎火力 発電所や工場群に囲まれ、生活臭が皆無な場所である。公園自体も 非常に閑散としており「場末」感が否めない。ただし野良猫はやた らに多い。 |
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■川崎港海底トンネル換気口(千鳥町側) ちどり公園の入口には物々しい巨大な建造物がそびえるが、これが 川崎港海底トンネルの換気口である。窓のない巨大建造物は威圧感 しかない。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)千鳥町側入口 トンネル換気口の脇には、地下鉄の駅入口ふうの簡素な建物があり ここが海底トンネルへの入口となる。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)を下る 入口を近影。歩行者の他、自転車を押して通る人のために緩やかな スロープが設置されている(なお自転車に乗りながらの通行は禁止 されている)階段を下った先には自動ドアがある。この自動ドアは 海底トンネル車道からの排気ガスが海底トンネル人道に侵入するの を防ぐためトンネル内を加圧しており、その気圧を保つため。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)を下る 自動ドアの先は、引き続き長いスロープとなる。 |
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■川崎港海底トンネル(人道) スロープを下りきると、現れたのは先の見えない暗いトンネルであ る。「歩いて渡れる海底トンネル」という言葉の響きとはかけ離れ た、恐怖と不安をあおる佇まいである。元々が人の気配を感じない 地域であるためトンネルを歩く人は皆無で、時たま見かける壁の落 書きなどの相乗効果で、ヘタレの作者は恐怖を通り越して、生きた 心地がしない状態であった。 |
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■川崎港海底トンネル(人道) トンネルの人道部分は、元々は車道部での有事の際の避難路であっ た。人道の両脇を車道の上下線が挟む格好となり、車道と人道とは 数ヶ所ある扉で繋がっている。壁で隔てられているとはいえ、すぐ 脇を高速で走り抜ける車の轟音が響き、恐怖感を助長する。 |
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■海底トンネル内にある謎の梯子 人道部には数ヶ所、梯子が設置されている。海底トンネルのはずな のに梯子?・・・と思うが、人道の上部には換気トンネルがあるそ うな。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)を進む 川崎港海底トンネルは、全長2180mのトンネルであるが、人道 はそれより短い1200m(スロープ含む)となる。画像は最深部 から東扇島方向をのぞいたもので、この頭上は海(京浜運河)とな る。完成から間もなく40年となり老朽化が懸念される。2008 年には(海水ではないが)雨水の漏水が発生している。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)東扇島側スロープ 海底を歩くこと15分、やっとこさ上りスロープまで辿り着いた。 緩やかな階段ではあるが、運動不足の作者、15分歩いてきたうえ での階段は足腰に堪える。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)東扇島側 スロープを上りきった先には、千鳥町側でも見かけた自動ドアが現 れた。しかし自動ドアの先にもスロープは続く。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)東扇島側 ひたすらスロープを上ると、ようやく明かりが見えてきた。 |
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■川崎港海底トンネル(人道)東扇島側入口 東扇島北公園内にある、川崎港海底トンネルの東扇島側入口。構造 は千鳥町側のものと同一である。こちらもまた人っ気のない公園で ある。 |
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■東扇島北公園から千鳥町側を望む 京浜運河を望む。中央の白い建物が川崎港海底トンネルの千鳥町側 換気口であり、あの建物から海の下を歩いてここまで来たかと思う と、それなりに感慨深くなる。 川崎港海底トンネルは、物流拠点と市街地を結ぶため工期7年・総 工費440億円をかけて完成した。工期短縮のため、予め作成した トンネル鋼体を水底に沈めて埋設するという沈埋工法を採用、その 技術に対し、土木学会技術賞と日本港湾協会技術賞を受賞した。 |
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