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■浦安橋(東京側)
葛西橋通り(都道・千葉県道10号線)の旧江戸川に架かる橋。都
県境に架かる橋であり、橋の向こう側は千葉県となる。この浦安橋
の直下、旧江戸川の中州に妙見島は存在し、唯一のアクセス手段が
この浦安橋であるため、橋の中央に妙見島への分岐がある、珍しい
構造となる。
※矢印を画像にかざすと分岐部の画像へ。
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■浦安橋より妙見島へ降りる
浦安橋の分岐を下ると、妙見島へと辿り着く。分岐は、東京側・千
葉側の双方から降りることができるが、分岐路は1車線の相互通行
となるため、通行には注意が必要。
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■妙見島
上記の画像の背後がこちら。「自然島」とは裏腹な、殺風景な印象
の町並みとなる。島の入口には、妙見島の地図が掲示されているが
記載の建物の殆どが産業廃棄物処理工場で、一般人の立ち入れる施
設は片手で数えられるほどである。また工業地帯であるため、ダン
プなど大型車両が頻繁に走行するので、通行には注意が必要。
※矢印を画像にかざすと妙見島の地図の画像へ。
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■殺風景な町並み
自然島である妙見島であるが、島の周囲はコンクリートによる堤防
で囲まれており、一般人が立入可能な場所から水辺に辿り着く事は
できない。また昼間でも閑散とした地域ゆえ、いたる所に「痴漢に
注意」の貼紙がある。
※矢印を画像にかざすと「痴漢に注意」貼紙の画像へ。
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■ニューポート江戸川
妙見島の北側には、会員制マリンクラブ「ニューポート江戸川」が
ある。妙見島の中では数少ない、一般人が立ち入れる場所である。
ヤマハ運営のマリンクラブでは唯一、都内の施設となる。施設サイ
トで特徴的なのは、アクセス方法として電車、車のほかに「海から
のお客様」の記載がある。マリンクラブならではの配慮と言えよう。
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■妙見神社
ニューポート江戸川の更に奥には、島の名前の由来となる妙見神社
が建立される。
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■浦安橋直下
浦安橋付近に戻る。橋の下には船宿と、閉店した大衆食堂、そして
成人向けのホテルが並ぶ。中央の大衆食堂はともかく、他の施設も
営業しているか疑わしい雰囲気である(実際は営業しています)余
談であるが、この付近には過去に造船所があったそうである。
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■浦安橋より旧江戸川河口を見る
妙見島の南端には清掃業者のトラックの駐車場がある。妙見島は
南北朝時代から存在し、島に妙見堂が建立された記録がある(妙
見堂は現在、江戸川区一之江の妙覚寺に移設された)中州の島で
あるため、護岸工事が行われるまでは徐々に河口へと動いており
「流れる島」と呼ばれていた。過去には下総国に所属していたが
1895年に東京都に編入された。時期を同じくして工業地帯化
し、現在に至る。
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