にょほほ電鉄−車両−秩父鉄道
秩父鉄道は、秩父、寄居、熊谷、羽生を結び埼玉北部を横断する路
線。路線長は70キロを超える。沿線には自然が溢れるがその一方
で石灰石採掘所が目立つのも特徴。そのため秩父鉄道は旅客輸送の
ほか、セメント関連の貨物輸送も盛んである。なお南関東では唯一
動態保存の蒸気機関車を保有し、冬季を除く土日祝日には「パレオ
エクスプレス」として運行されている。
駅名標 秩父鉄道
駅名標は国鉄ふうのシンプルなタイプを使用するが、所在地名の記
述が次駅・前駅の間にあるのが特徴。

和文書体:丸ゴシック(ナール、スーラ、手書きなど)
欧文書体:丸ゴシック(ナール、スーラ、手書きなど)
2017年に開業した「ソシオ流通センター駅」と2018年に開
業した「ふかや花園駅」は新デザインによる駅名標となっている。
自駅が極端に大きく、対して前駅・次駅が小さく記載される。また
以前の駅名標には記載されていた所在地は省略された。

和文書体:新ゴ
欧文書体:Helvetica

■C58形蒸気機関車(1988年)
■12系客車(2000年)

埼玉県の観光振興の一環として、さいたま博に合わせて運行を開始
した「パレオエクスプレス」に使用される車両で、南関東では唯一
の動態保存の蒸気機関車である。元々沿線の小学校に保存されてい
た車両を復活させた。客車は2000年に、JR東日本より12系
客車を新たに購入、塗色を蒸気機関車に雰囲気を合わせた緑色とし
た。3月〜12月初旬の土日・祝日の運転。
■6000系(2006年)

急行用車両。西武より新101系を購入の上、室内はボックスシー
ト化。またドアチャイムや車椅子スペースの設置などバリアフリー
化も整えられている。元々は3扉の車両であったものを2扉化した
ため中央の扉は埋められ大型固定窓が設置されている。ただし種車
の特徴であったステンレス地の乗降扉は踏襲されている。
■7800系(2013年)

1000系の老朽化に伴い導入した7500系は、2013年より
輸送効率を考慮して2両編成版の7800系が導入された。前面形
状は7500系と異なりオリジナルとなる。三峰口側先頭車は電装
解除されているが、これが仇となり営業運転初日に浦山口駅で勾配
を登れなくなるアクシデントに見舞われた。そのため後に滑走防止
装置が設置されている。2013年3月に営業運転を開始した。

■7500系(2010年)

1000系の老朽化に伴う置換え用途として東急より8090系を
譲受し3両編成化のうえ導入した車両。同じく東急からの譲受車で
ある7000系とは種車の違い以外に差はなく、仕様・性能は同等
である。一部車両には沿線の観光地をアピールしたイラストがラッ
ピングされており、画像の7502編成は「秩父ジオパークトレイ
ン」として運行される。
■7000系(2009年)

1000系の老朽化に伴う置換え用途として東急より8500系を
譲受し3両編成化のうえ導入した車両。種車の制御装置である界磁
チョッパ制御は秩父鉄道では初の導入となる。また秩父鉄道初の電
気指令式ブレーキ装備車となる。2編成が導入されるが、7002
編成は中間電動車からの改造であり、前面形状が若干のっぺりして
いる。
※画像は7001編成。
■5000系(1999年)

当時の主力車両であった2000系(元東急7000系)が4両編
成で輸送力過剰、しかも冷房化も困難であった事から、当時廃車が
進んでいた都営三田線6000形を譲受、3両編成へと改造のうえ
導入した。4編成が導入されたが、うち5004編成が事故で運用
離脱し、現在は3編成が活躍する。

■3000形(1992年〜2006年)

急行列車用車両としてJR東日本より165系を購入し投入された
車両。秩父鉄道初の冷房車である。前面形状は種車の雰囲気が残る
もののオリジナルに改造されている。ただし種車はトイレが装備さ
れていたが秩父鉄道の設備の関係上、使用は見送られた。6000
形の登場により、2006年11月に引退となった。
■1000系(1986年〜2014年)

吊掛け駆動による旧性能車両の置換えのため、東日本旅客鉄道より
101系を譲受し導入した車両。当初は冷房装置が搭載されてなか
ったが、後に両先頭車のみであるが冷房化改造を施され塗色も白地
に青・赤のストライプとなった
。また2009年には秩鉄110周
年を記念して旧塗装を施された編成が登場した(共に詳細は下段)
7500系の増備により2014年3月をもって引退した。
■1000系リバイバル塗装(2009年〜2012年)

秩父鉄道は2009年の創立110周年を記念して、歴代通勤車の
塗色を1000系に施し登場させた。5月には1002編成に肌色
と小豆色のツートンカラー(
1960年〜1988年に見られたも
)を施した編成が登場、また1007編成に1000系登場時の
黄色地に茶色のストライプ(
1986年〜1993年に見られたも
)を施した編成も登場した。なお1002編成は2012年5月
に、また黄色地の1007編成は2012年12月に引退している。
※矢印を画像にかざすと黄色地編成の画像へ。
■100形(1950年〜1988年)

戦後の車両不足時に国鉄より譲渡された車両で、鋼体こそ鉄製であ
るが車内は木製という半鋼製車である。1000系の投入によって
廃車となった。現在は、三峰口駅構内の鉄道公園にて保存中。