■22000形(2024年) 2000形2001編成の老朽化に伴い導入された車両。南海電気 鉄道より2200系を譲受した。塗装は種車の登場時カラーとなり 登場前から話題となった。中古の中古でない車両はデハ1000形 (もと営団地下鉄銀座線2000形)以来30年ぶりとなる。愛称 は「シニアモーターカー」、キャッチフレーズは、南海と銚子をか けて「なんかいいちょうしに!」。2024年3月に営業運転を開 始した。 |
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■3000形(2016年) 1000形の老朽化に伴い導入された車両。伊予鉄道700系(も と京王5000系)を譲受のうえ改造が行われた。塗装は、過去に 運行されていたトロッコ列車「澪つくし号」に施されていた、銚子 の海をイメージしたブルーの爽やかな塗装を復刻させた。2016 年3月に営業運転を開始した。 |
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■2000形(2010年) 国土交通省から老朽化車両に対して是正勧告を受けた事に伴い、新 たに車両を導入する事となるが、当初予定していた京王3000系 が予算的に折り合いがつかず、同時期に京王車の導入を予定してい た伊予鉄道より代替廃車両である800系(元・京王2010形) を譲受した。銚子電鉄では初の冷房車となる。2001編成は紺色 ベースの塗装、2002編成は1980年代の銚電の塗装が施され ている。なお2001編成は2024年3月に引退している。 |
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■2000形2001編成(2010年〜2024年) 銚電初の2両固定編成である2000形のうち2001編成は、登 場時は京王電鉄の過去の塗装であるグリーンであった。2017年 ごろからブルー系の塗装へと変更された。老朽化に伴い2001編 成は2024年3月をもって引退、現在は2002編成のみが活躍 する。 |
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■1000形(1994年〜2016年) 1959年に製造の営団地下鉄(現:東京メトロ)2000系を譲 り受けた車両である。譲渡元の銀座線は第三軌条集電方式(線路脇 に敷設された電源供給用レールから集電する方式)であるため、銚 子電鉄へ移籍する際に新たにパンタグラフを設置した。登場当初は 赤と茶色の塗装であったが、後に1001号は「桃太郎電鉄」の広 告塗装となり、1002号は「鉄子の旅」原作者の菊池直恵氏デザ インの塗装となった。晩年は営団地下鉄銀座線および丸ノ内線時代 の塗装とされたが、2016年2月をもって引退した。 ※矢印を画像にかざすと「桃太郎電鉄」塗装へ。 |
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■800形(1985年〜2010年) 1950年製造の伊予鉄道106号を譲り受けた車両である。車両 の銚子寄り前面窓は3枚窓非貫通であるのに対し、外川寄りは3枚 窓貫通扉付きとなる。これは伊予鉄道時代に一旦、片側の運転台を 撤去したものを銚子電鉄移籍時に再び両運転台化としたためである。 1両のみの存在であったが、2000形の導入に伴い、2010年 をもって引退した。現在は外川駅に留置されている。 |
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■700形(1978年〜2010年) 1941年製造の近江鉄道51号・52号を譲受した車両。元々は 1928年製造の貨車を電車化した。車両の銚子寄り前面窓は2枚 窓であるのに対し外川寄りは3枚窓となる。これは近江鉄道時代に 一旦、片側の運転台を撤去したものを、銚子電鉄移籍時に再び両運 転台化としたためである。2両が在籍したが、2000形の導入に 伴い、2010年をもって引退した。 |
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■ユ100形(1985年〜2012年) イベント列車として国鉄よりワム80000形貨車を改造のうえ譲 受した車両。銚子を舞台とし人気を博したNHK朝の連続テレビ小 説「澪つくし」にちなみ「澪つくし号」と名づけられた。保守の問 題から2007年より休車となり、しばらくは外川駅構内で留置さ れていたが、その後解体された。 |