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■3000形(2014年) ■3100形(2017年) 繁忙期の増結用として製造された箱根登山電車の最新鋭車両。火山 性硫黄ガスによる腐食防止として、初のステンレス車体となった。 デザインは小田急ロマンスカー「VSE」のデザインを担当した岡 部憲明氏によるもので、箱根の自然を楽しめるよう窓ガラスは極力 大きくしている。内装は風景を邪魔しないよう木目調の落ち着いた 雰囲気となる。2017年には車両置換えを目的として2両固定編 成版の3100形が登場した。「アレグラ号」の愛称を持つ。鉄道 友の会「ローレル賞」および「グッドデザイン賞」受賞車両。 |
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■2000形(1989年) 開業100周年を記念して製造された車両。姉妹鉄道提携を結ぶス イスのレーティッシュ鉄道の経由地にちなみ「サンモリッツ号」の 愛称を持つ。箱根登山電車では初めて冷房を搭載。3編成が在籍す るが、第3編成のみ3両編成となる(他は2両編成)車体の塗装は レーティッシュ鉄道と同様の塗装となるが、第3編成は現在、氷河 急行を模した塗装に変更されている。 ※矢印を画像にかざすと双方の塗装の画像に |
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■1000形(1981年) 新造車両として実に46年ぶりに投入された車両。姉妹鉄道提携を 結ぶスイスのレーティッシュ鉄道のベルニナ線にちなみ「ベルニナ 号」の愛称を持つ。新造車では初めて走行装置をカルダン駆動とし 新性能化が図られた。車体塗装は紆余曲折し現在はレーティッシュ 鉄道と同様の塗装とするが、画像の第2編成は初代の塗色をリバイ バルし活躍中。現在2編成が在籍。鉄道友の会「ブルーリボン賞」 受賞車。 |
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■モハ2形(1955年) 箱根登山電車の前身である小田原電気鉄道時代に活躍したチキ2形 の走行装置を流用して、車体を新造し登場した車両。モハ1形とは 車体形状が酷似しているが座席をボックスシートとしたため(モハ 1形はロングシート)扉間の窓の枚数が異なる。1985年に老朽 化した走行装置を交換、新性能化された。 |
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■モハ1形(1950年) 箱根登山電車の最古参車。前身である小田原電気鉄道時代に活躍し たチキ1形の走行装置を流用して車体を新造し登場した。駆動装置 は吊り掛け駆動となり、箱根登山電車では唯一の旧性能車である。 箱根登山鉄道の車両は急勾配を走るので、滑走防止のためブレーキ は空気ブレーキ、発電ブレーキ、手動ブレーキそしてレールに直に ブレーキ弁を押し付ける圧着ブレーキと、実に4つのブレーキを設 けている。 |
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