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■700形(2019年)
150形や200形の老朽化に伴う置換えのため登場した車両。J
R東日本107系を譲受し導入した。導入にあたりワンマン化改造
や前面排障器の大型化が行われた。塗装は編成毎に異なり
第1編成は「桃源堂」広告塗装
第2編成は「下仁田ジオパーク」広告塗装
第3編成は「群馬サファリパーク」広告塗装
第4編成はJR東日本高崎支社時代の塗装を復刻
第5編成は過去の上信電鉄の標準塗装であるコーラルレッド
となる。2019年3月に営業運転を開始した。
※第1編成初代塗装は「懐かしの車両」へ。
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■7000形(2013年)
上信電鉄沿線にある「富岡製糸場」は2014年に世界遺産に登録
されたが、その2年前に推薦書がユネスコに受理されたのを機に支
援の一環で導入されたのが当車両である。自車発注による完全新造
車両は6000形以来、31年ぶり。制御装置は上信初のVVVF
インバータ制御。また旅情喚起のため室内はボックスシートとなる。
登場時はアイボリー1色の暫定塗装であったが、現在は公募により
富岡製糸場を模したラッピングが施されている。
※矢印を画像にかざすとデビュー時の暫定塗装の画像へ。 |

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■500形(2005年)
非冷房車である200・300形の老朽化に伴い導入した車両。西
武101系を改造のうえ導入した。登場当初はアイボリー地に第1
編成が緑色の、第2編成が赤色のストライプが配されたが、現在は
第1編成が西武時代の塗装を、第2編成は「マンナンライフ」の広
告塗装が施される。
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■6000形(1981年)
上信電鉄初の冷房車。1000形と同様の車体ながら前照灯と尾灯
は下部に並べて設置された。車内は一部にボックスシートを配置し
ロングシートと千鳥式に配置された。そのため窓配置が左右で異な
る独特の外観となる。登場間もない1984年に正面衝突事故によ
り休車、その後も2006年に再び脱線事故で休車となる、何とも
不運な運命にあるが、現在は元気に活躍する。登場当初はアイボリ
ー地にブルーとオレンジのストライプであったが、現在は群馬日野
自動車の広告塗装となる。
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■250形(1981年)
6000形と共に登場した車両。2両編成の6000形に対し、単
行運転や増結を目的とした両運転台車となる。ただし現在は専ら他
車両との連結で走る事が多い。登場当初の塗装は、アイボリー地に
オレンジとブラウンのストライプ。その後塗装は紆余曲折し現在は
251号が再び登場時の塗装に、252号はブルーとアイボリーの
2色塗装となる。
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■1000形(1976年)
輸送力増強と旧型車の置換えのために登場した車両。コントローラ
ーとブレーキを一体構造とした「ワンハンドル・マスコン」や電気
ブレーキなど様々な最新技術を搭載した。また登場時の塗装はアイ
ボリー地にイエローのストライプという、当時としては斬新な塗装
が採用された。地方私鉄にこの様な斬新な車両が登場した意義は大
きく、翌年に「ローレル賞」を受賞した。登場時は3両編成であっ
たが、輸送力過剰のため2両編成へと改造された。なお余剰となっ
た1両は改造のうえ250形と連結され活躍する。
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■700形(初代塗装:2019年〜2022年)
上信電鉄の主力車両である700形であるが、登場当時の塗装は上
半分がアイボリー、下半分がグリーンのオリジナル塗装であった。
2021年に、1000形が踏切事故により長期休車となったため
1000形に塗られていた「桃源堂」の広告塗装を701編成に移
設した。そのため初代塗装は消滅している。
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■150形(1992年〜2019年)
100形を淘汰するため投入した車両。西武より車両を譲渡のうえ
使用するが第1編成は西武401系が種車となり前面は切妻形状。
対して第2編成以降は西武701系・801系が種車で丸みを帯び
た前面となる。第2編成は「群馬サファリパーク」の広告塗装で車
体全体にホワイトタイガーの柄が施され注目を浴びた。老朽化によ
り2019年9月をもって引退した。
※第1編成は下記参照。 |
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■150形・第1編成(1992年〜2018年)
西武401系を譲受のうえ使用された当編成は150形の他車両と
は異なり前面切妻の形状であった。1996年にはワンマン運転に
伴う対応改造が施された。登場当初の車体塗装はコーラルレッドで
あったが1999年には「マンナンライフ」の広告車となり、その
後は何度か塗替えられ、晩年にはアイボリー地に緑のライン塗装と
なった。2018年5月をもって引退した。
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