にょほほ電鉄−車両−多摩都市モノレール
多摩都市モノレールは、東京・東大和市の上北台より多摩センター
へと至るモノレール。多摩地区を縦断する路線であり、西武・JR
・京王・小田急の各鉄道を結び、さらに中央・明星・帝京の各大学
も沿線に立地するため、利用者数は多い。立川では混雑緩和や地元
商店街の配慮のため、交差するJR駅の北口・南口にそれぞれ駅が
存在する(立川北駅・立川南駅)将来は町田方面、また東京・瑞穂
町の箱根ヶ崎方面への延伸が計画される。
駅名標 多摩都市モノレール
駅名標は、開業時はステーションカラーを全面に押し出しながらも
シンプルなデザインだったが、開業20周年の節目にリニューアル
が行われた。4か国語対応のほか、沿線風景やゆかりの施設を描い
た版画風のイラストを取り入れた。なおステーションカラーはアク
セントとして残されている。
※矢印を画像にかざすと旧駅名標の画像へ。

和文書体:新ゴ
欧文書体:Frutiger

注意喚起用ドアステッカーは、開業当初の鳥、オレンジのシンプル
なステッカーを経て、現在は戸袋寄りにピクトグラム風の細いもの
が貼付される。
※矢印を画像にかざすと旧ステッカーの画像へ。

1000系(1998年)

開業に備えて投入された車両。軌道桁を跨ぐ跨座式モノレールであ
るが、東京モノレールで採用の日立アルヴェーグ式とは異なり、車
内床面がフラットとなる日本跨座式を採用する。そのため車内は広
く居住性は通常の電車と大差無い。登場当初はボックスシートを備
えていたが、利用客の急激な増加に対応すべくロングシート化が行
われた。また当初は、前面が黒一色であったが、視認性向上のため
オレンジ色のストライプが追加された。
■1000系(1102編成)

多摩都市モノレールの車両は1000系で統一されているが、1編
成のみ全面ホワイトのラッピングが施された編成が存在する。車体
全面広告が2001年に開始された際、下地としてホワイトのラッ
ピングが施され、沿線企業などの広告が上貼りされた。しかし車体
広告が終了した後もホワイトラッピングは剥がされず現在に至る。