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■N100系(2023年) 100系の老朽化に伴い登場した最新型特急電車で「スペーシアX」 の愛称を持つ。外装色は日光東照宮陽明門の胡粉をイメージした白 色をベースとし、先頭車両側面の窓枠は、沿線の伝統工芸品をイメ ージした六角形となる。1号車「コックピットラウンジ」はソファ 型座席や展望型座席を装備、クラフトビールやコーヒーを提供する カフェカウンターがある。また6号車は個室となる。2023年7 月より営業運転を開始した。 |
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■500系(2017年) 「様々な運行形態で運用可能な特急列車」をコンセプトとした特急 型車両で「Revaty」の愛称を持つ。1編成3両で併結・分割 を可能とした仕様となる。奥山清行氏の監修によるデザインは内装 に江戸の伝統色「江戸紫」をあしらうなど沿線の魅力を取り入れる。 また永久磁石同期電動機やアクティブ・サスペンションを搭載し乗 り心地向上を図る。2017年4月より営業運転を開始した。 |
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■100系(1990年) 1720系の老朽化に伴い登場した車両で「スペーシア」の愛称を 持つ。室内は銀座東武ホテルを手がけたデザイナーによるデザイン とされ、座席も外国人観光客に対応すべく大型サイズとした。制御 装置は日本の特急型車両初のVVVFインバータ制御。鉄道友の会 「ブルーリボン賞」を東武では初の受賞、また「グッドデザイン賞」 も受賞する。一時期「東京スカイツリー」のライティングカラーで ある江戸紫(「雅」編成)、同カラーであるブルー(「粋」編成) 日光をイメージしたオレンジのいずれかに変更されたが、現在は一 部を除き登場時塗色に戻されている。現在は廃車が進む。 |
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■100系「日光詣スペーシア」(2015年) 日光東照宮の「四百年式年大祭」を記念して、103編成が、日光 二社一寺の建造物に使用されている荘厳な「金色」重厚な「黒色」 艶やかな「朱色」を配して登場した。また先頭車両側面には「日光 詣」の文字と日光東照宮の「眠り猫」「三猿」を描いたエンブレム が貼付されている。なお「日光詣スペーシア」は好評につき106 編成も同塗装が施されたが、106編成は1号車の個室の壁紙も金 色となっている。 |
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■200系(1991年) 伊勢崎線系統の特急「りょうもう号」に充当される車両。1800 系の老朽化による代替として登場した。200系は、車体は新造で あるが走行装置には旧特急車である1720系のものを流用してい る。また250系は完全新造車となり性能は30000系に準ずる。 外観は白地に赤いストライプ、窓周り黒という、インパクトの強い 塗装で、登場当時は100系よりも目立っていた。なお4号車には 乗降扉がない。営業列車では実に珍しい形態である。 |
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■6050系(1985年) 会津方面への快速列車として登場した車両。先代快速用車両であっ た6000系(1964年登場)を、野岩鉄道・会津鉄道への直通 運転対応として、走行装置を流用のうえ、新造車体に乗せ換えて登 場した。ホワイト地にサニーコーラルオレンジとパープルルビーの ストライプ塗装は、後に100系や東武バスにも採用され、前面の デザインは10030系や8000系更新車に採用される。当時の 東武車デザインの方向性を築きあげた車両である。2022年3月 をもって定期運用を終了。現在は野岩鉄道所属の同型車両が鬼怒川 線に乗入れるにとどまる。 |
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■634型(2012年) 2012年に開業した、東京スカイツリーへのアクセス列車として 6050系を改造のうえ展望列車用途とした車両。外観はホワイト を基調に空をイメージしたカラーとなる。室内は座席付近を高床式 として眺望を向上、また天窓を設け、室内からスカイツリーが望め るようになっている。また一部の乗降扉を埋め「サロン」や前面展 望スペースとした。形式の「634」とは東京スカイツリーの高さ (634m)にちなんでいる。 |
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■80000系(2025年) 野田線用車両。8000系、また10030型の老朽代替のため投 入された。「子育て世代が快適にご利用いただける車両構造」をコ ンセプトに設計された車両は、車内のテーマを「リビング」とし落 ち着いた空間を表現したデザインとなった。また4号車は子供向け 空間をイメージ、家族連れをターゲットにした『たのしーと』を設 置、ベビーカーを置いてその真横に座れる配置になっている。なお 野田線の5両編成化に伴い、当初より5両編成で製造されている。 |
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■70000系(2017年) 東武本線用車両。地下鉄日比谷線乗入れ用車両で、日比谷線の将来 のホームドア導入に伴う20m級大型車両への統一化のため登場し た。日比谷線13000系とは設計の共通化が図られているが、前 面デザインや内装はオリジナルとなる。ストライプは20000系 がまとうロイヤルマルーンの色を分離した、レッドとブラックのカ ラーリングとなる。2017年7月に営業運転を開始した。 |
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■70090型(2020年) 東武本線用車両。日比谷線直通列車への有料着席サービス導入し際 し対応車両として登場した。東武でのマルチシート車両は東上線用 50090型に次いで2例目となる。2020年3月に営業運転を 開始、また6月6日より開始された「THライナー」に使用される。 |
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■60000系(2013年) 野田線用車両。野田線をほぼ独占している8000系の老朽代替の ため投入された。野田線に新規製造車両が導入されるのは、実に約 70年ぶり。外観は50000系をベースとしながらも、野田線の ラインカラーであるブルーを基調とした塗装となる。またアクセン トとして乗降扉脇にグリーンが配される。前照灯や室内照明にはL EDを採用、また東武初の公衆無線LANサービスを提供する。 |
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■■50000系(2005年) 東上線用車両。東武通勤車では初のアルミ製で、かつ従来の東武車 とは異なる、オレンジ色をあしらった奇抜なデザインを採用。第1 編成は正面非貫通構造であるが、第2編成以降は仕様を50050 型と合わせるべく貫通扉を有する姿となる。しばらく2編成のみの 存在であったが、池袋〜小川町間のATC導入に伴う車両置換えの ため、再び増備が開始された。また一部編成は東武本線へ転属され 半蔵門線直通運用に就く。 |
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■50050型(2006年) 東武本線用車両。50000系の東武本線バージョンとして登場し た。地下鉄半蔵門線や東急田園都市線への乗入れに対応する。乗入 れ先の車体限界の関係で、50000系よりも車体幅が若干狭い。 なお、この車両は日本鉄道車両工業会が定めた「標準車両」規格に 適合している。 |
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■50070型(2007年) 東上線用車両。50000系の地下鉄有楽町線・副都心線乗入れ対 応版として登場した。地下鉄線のホームドア対策として先頭車の全 長が若干異なる。また当系列では初めて行先表示がフルカラーLE Dとされた。現在7編成が活躍する。 |
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■50090型(2008年) 東上線用車両。2008年のダイヤ改正で登場した座席定員制列車 「TJライナー」用車両として製造された。朝ラッシュ時など通常 の列車にも充当されるため、関東の通勤型車両では初めてロングシ ート・クロスシートの転換ができるマルチシートを採用。また他の 50000系列との差別化をアピールするため、外観にはブルーの ストライプが追加されている。なお地下鉄乗入れ運用には充当され ない。 |
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■30000系(1996年) 地下鉄半蔵門線への乗入れ用車両として登場した車両。10両固定 編成ではなく4両編成+6両編成の組成で製造されている。これは 登場当時、東武本線内に10両編成のまま入場できる工場がなかっ たためと、半蔵門線直通運用の他に支線での運用を考慮したため。 外観は10030型をベースとしながらも側面窓の形状や室内デザ インに大きな変更がある。後に、半蔵門線直通車両は50050型 に置換えられ、東武線内限定運用に戻された。さらに現在は全編成 が東上線へ転属された。 |
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■20400型(2018年) 東武本線用車両。地下鉄日比谷線への乗入れ用車両として登場した 20000系は、同線の車両大型化により余剰となったため、東武 宇都宮線の車両近代化目的で4両編成化・ワンマン運転対応工事を 施され投入された。種車の一部には20050型の5扉車が含まれ るが、2番目と4番目の扉が埋められ3扉化されている。2018 年より宇都宮線および日光線の南栗橋以北で、2020年からは鬼 怒川線でも運転が開始された。 ※20000系列は「懐かしの車両」参照。 |
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■■10000系(1983年) 8000系の後継車両、また7300系の淘汰を目的として登場し た車両。有楽町線乗入れ用の9000系に続くステンレス車である。 しかし仕様等は9000系とは異なり、前面形状は増結を考慮した 左右対称形状となる。また制御装置は界磁チョッパ制御となり製造 コスト低減に重点が置かれている。2両編成と6両編成が東武本線 に、8両編成が東上線に投入されたが、東上線の8両編成は後に一 部が10両編成化されている。また東武本線の編成はリニューアル 工事が施された(詳細は後述) |
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■10000系リニューアル車(2007年) 登場から20年以上が経過し、最新鋭車と比較して陳腐化が進んだ ため、東武本線の6両編成に対し、室内を中心としたリニューアル 工事が行われた。50000系を思わせる、純白の壁紙に紫地の座 席となった。また乗降扉鴨居部にはLED案内表示機が設置された。 外観は、前照灯が青白い光のHIDとなり、行先表示はLED式に 変更、また前面下部には排障板(スカート)が設けられ、印象が変 わった。2010年までに6両編成全編成が施工され、他の編成に も工事が及んでいる。他方、一部では廃車が進む。 |
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■■■10030型(1988年) 本線系統初のステンレス車である10000系は、1988年製造 車両から、外観を中心に変更が加えられた。日比谷線直通用車両の 20000系に倣いスッキリした印象となり、前面形状も快速用車 両の6050系に近いデザインとなった。また台車や補助電源装置 等にも変更が加えられている。なおこの車両にVVVFインバータ 制御を搭載した試作車として10080型が存在する。 |
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■■■10030型リニューアル車(2011年) 10000系6両編成のリニューアル工事完了後は、10030型 へと工事が波及した。10000系での施工内容に加え、前照灯と 尾灯の左右入れ替え、車内乗降扉鴨居部へのLCD式案内表示機の 設置が行われている。 |
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■10030型・野田線用(2013年) 野田線の車両近代化に伴い、新型車両導入と平行して10030型 の野田線への転属が開始された。その際、従来はロイヤルマルーン であったストライプ色を、フューチャーブルーとブライトグリーン に変更された。今後も転属が行われる予定である。 ※矢印を画像にかざすとリニューアル車11631編成の画像へ。 |
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■9000系(1981年) 東上線用車両。東武初のステンレス製車両で、かつ東武初の10両 固定編成となる。地下鉄有楽町線への直通用車両として登場した。 多くの新機軸が採用されたため、実際に直通運用に就く6年も前に 試作編成が完成し、各試験を行い直通運転に備えた。当時クリーム 色の単色塗装であった通勤型車両の中で、当時の優等列車をイメー ジしたマルーンのストライプは異彩を放った。制御装置はチョッパ 制御を採用。現在は副都心線直通対応工事を施され(試作編成を除 く)有楽町線・副都心線に乗り入れる。 |
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■9050型(1994年) 東上線用車両。東武初のステンレス車両である9000系は地下鉄 有楽町新線(現・副都心線)開業に伴い追加製造されたが、側面の コルゲート(波状加工)が、10030型や20000系と同様の ビードプレス加工となりスッキリした外観となった。また制御装置 はVVVFインバータ制御、内装は20050型と同等となる。現 在は副都心線乗入れ対応工事が施され、行先表示機のフルカラーL ED化や前照灯のHID化が行われている。 |
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■■■8000系(1963年) 沿線人口の急増に対応すべく、大量に製造された車両。20年間に わたり実に700両以上も製造された。登場当時は前面窓の小さい デザインであったが(詳細は「懐かしの車両」参照)車体更新時に 6050系を模した前面の外観へ変更された。また近年改造の車両 は、行先表示をLED式に、また前照灯にHIDを採用する(矢印 を画像にかざすと後期改造車の画像へ)現在は廃車が進み、東武本 線や東上線の都心寄りからは撤退したが、支線や野田線では多くの 車両が活躍する。 |
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■8000系8111編成 8000系のうち8111編成は唯一、登場当時の前面形状を保つ 編成であり、2012年3月付で東武博物館に売却され、動態保存 車として主にイベント用途として使用されていた。しかし2023 年に野田線の所属となり、動態保存車ながら一般列車として運用に 入っている。 |
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■8000系ワンマン運転改造車(2003年) 大師線、小泉線、また翌年の亀戸線のワンマン運転開始に伴い、所 属編成に該当工事が施された。2016年3月、8577編成に昭 和30年代の塗装であったインターナショナルオレンジ地にイエロ ー帯の塗装が施された。翌2017年2月には8568編成が、昭 和30年代に新塗装案として試験塗装されたグリーン地にホワイト 帯の塗装を、さらに2017年7月には8575編成が、同新塗装 案として試験塗装されたイエロー地にオレンジ帯の塗装を施された。 |
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■8000系ワンマン運転改造車(2005年) 東上線小川町〜寄居間および2008年の越生線のワンマン運転開 始に伴い、所属編成に該当工事が施された。画像の81107編成 は2014年11月に登場時の塗色であったロイヤルベージュにイ ンターナショナルオレンジの塗色とされた。また81111編成は 2014年3月にセイジクリーム一色とされている。 |
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■800型・850型(2005年) 支線の旧型車両を淘汰するため、代替車両として8000系を投入 する事となるが、支線のワンマン運転に対応すべく、ワンマン対応 工事を施され、かつ3両編成とされた。この車両を、800型と称 する。改造元の車両の連結位置で800型(浅草寄り)と850型 (伊勢崎寄り)とに分類されるが性能は同じである。 ※画像は支線配属前に伊勢崎線で暫定的に運転された時の模様。 |
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■200系「普悠瑪」塗装車(2016年〜2018年) 台湾鉄路管理局との友好鉄道協定締結を記念して、台鉄の看板列車 である自強号「普悠瑪(プユマ)」TEMU2000形と同等の塗 装を施された編成が登場した。先頭車両側面にはRyomoの筆記 体文字が大胆に描かれているが、これは「普悠瑪」のTRA(台鉄 の略称)の筆記体ロゴをアレンジしたものである。2018年の全 般検査の際に、元の塗装に戻された。 |
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■1720系(1960年〜1991年) 国際的観光地・日光への輸送を国鉄と争っていた時代、国鉄への対 抗手段として登場した車両。外国人観光客に配慮してリクライニン グシートやビュッフェ、洋式トイレを設置。またジュークボックス 付きのサロンルームは人気を博した。日本の鉄道車両では初めて貫 通扉を自動ドアとしたのもこの車両である。しかし車内設備の陳腐 化が目立ち、100系登場と共に廃車となった。現在は東向島駅前 の東武博物館にて先頭部が保存されている。 |
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■1800系(1969年〜2018年) 伊勢崎線急行の車両専用化の際に登場した車両。赤い車体にアイボ リーのストライプは、当時は地味な塗色の多かった東武においてイ ンパクトを与えた。車内設備は、鉄道車両初の清涼飲料水の自動販 売機が設けられた。伊勢崎線急行(当時・現在は特急)「りょうも う」で活躍したが、1998年をもって後継車両の200系と置き 換えられた。一部は300系・350系に改造された他、通勤車両 へ格下げされた後に廃車となった編成も存在する中、最終増備車で ある1819編成が臨時列車用途として残存、運転日には多くのフ ァンに注目された。老朽化により2018年をもって引退した。 |
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■300系(1991年〜2022年) 伊勢崎線・日光線で快速急行に使用された6050系が、野岩鉄道 開業で車両不足となったため、また快速急行車両のグレードアップ のため、余剰となっていた1800系を改造し、両線の急行用車両 として導入した。6両編成が300型、4両編成が350型となる。 塗装はスペーシア100系に準拠した塗色となる。500系登場後 は定期運用を失い、臨時列車として使用されたが、2022年7月 をもって引退した。 |
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■50090型「池袋・川越アートトレイン」 (2019年〜2022年) 東上線用車両。沿線の代表的な観光地である川越への利便性を高め るため、観光に便利な時間帯を中心に特急料金不要の新種別「川越 特急」を設定したが、そのPRとして51092編成にラッピング を施した。デザインは若手画家・古家野雄紀氏によるもので、川越 の四季や魅力ある風景が表現されている。2019年2月に登場し 2022年9月まで運行された。 |
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■20000系(1987年〜2020年) 東武本線用車両。地下鉄日比谷線乗入れ用車両として登場した。乗 り入れ車両の先代である2000系は非冷房車であり、乗客からは 不評であったため、老朽化に伴う後継車両として登場。左右非対称 の前面形状は、野暮ったいデザインの多かった東武通勤車において スマートな印象を与えた。日比谷線の車両大型化に伴い2020年 をもって撤退、現在は短編成化のうえ東武宇都宮線用途となり車番 も20400型へと改番された。 |
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■20050型(1992年〜2020年) 東武本線用車両。日比谷線直通用車両として登場した20000系 は、日比谷線内の混雑に対応するため、日比谷線03系5扉車に倣 って前後2両の乗降扉を5扉とした車両を登場させた。制御装置は VVVFインバータ制御となり、また車内には液晶モニタによる案 内表示機や、ドアチャイムが設置された。日比谷線の車両大型化に 伴い2020年をもって撤退、現在は短編成化のうえ東武宇都宮線 用途となり車番も20400型へと改番された。 ※矢印を画像にかざすと5扉部分の画像へ。 |
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■20070型(1997年〜2018年) 東武本線用車両。日比谷線直通用車両で、列車増発に伴い登場した。 20050型と同様の性能としながらも乗降扉が3扉に戻されてい る。また前年に登場した30000系の設計思想を反映し、パンタ グラフのシングルアーム化やLED式案内表示機の設置が行われた。 3編成のみの在籍となる。日比谷線の車両大型化に伴い2018年 をもって撤退、現在は短編成化のうえ東武宇都宮線用途となり車番 も20400型へと改番された。 |
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■1800系・一般車改造(2001年〜2006年) 1969年登場の急行型車両の1800系は200系登場後、一部 車両が300系へ改造された他は休車となっていたが、群馬県内の 支線に残る旧型車を置換えるため、一般車改造を施された。外観は 8000系と同じ塗装となり、正面にはLED式の行先表示機を設 置。室内は急行車時代の姿をとどめている。ただ、そもそも通勤運 用に向かない車体構造であり、2006年をもって引退した。 |
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■5000系(1980年〜2006年) 1953年に登場した7800系は、老朽化に伴って車体を新たに 8000系と同等の車体に乗せ換えた。この車両は5000系を名 乗る。画像は、ブレーキ系統に改良を施した車両で、5050系と 称した。走行装置は種車のままで、関東大手私鉄で最後まで残った 吊り掛け駆動車両。唸るような走行音と振動は年代を感じさせたが 老朽化のため2006年をもって引退した。 |
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■7300系(1946年〜1984年) 太平洋戦争後、被災による車両不足を補うため運輸省から国鉄63 形と同型車を供給、この車両を7300系とした。導入の際に路線 の改良等が伴ったが、結果的に大型車両導入が可能になり、東武は 以後7800系より大型車の導入を進めた。1959年に7800 系と同等の新造車体へと乗せ換え、活躍したが、老朽化に伴い引退 した。なお、モハ7329号が東武動物公園にて保存されていたが 現在は解体されている。 |
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