にょほほ電鉄−車両−東葉高速鉄道
東葉高速鉄道は、千葉県西船橋から、八千代市の新興住宅地と貫き
勝田台へと至る路線。元々は営団(現:東京メトロ)東西線の延長
路線として計画されたが、地元の京成電鉄が反対したため、両鉄道
や地元自治体等が出資する第三セクターとして落ち着いた。しかし
路線建設は用地買収が難航、開業まで実に22年を費やした。結果
建設費が高くつき、故に運賃が高額な事でも有名な鉄道である。
※画像は飯山満(はさま)駅。
駅名標 東葉高速鉄道
駅名標は、以前は営団地下鉄(現・東京メトロ)に類似したデザイ
ンであったが、現在はオリジナルデザインとなっている。進行方向
には東葉高速のシンボルマークの意匠を凝らしたストライプが施さ
れる。
※矢印を画像にかざすと旧駅名標の画像へ

和文書体:イワタUD丸ゴシック
欧文書体:Calibri

注意喚起用ドアステッカーは、東葉高速鉄道のキャラクター?であ
る「マンナちゃん」がドアに挟まれる絵柄。左右の扉でマンナちゃ
んの体の色が異なり、ブルー(男の子らしい)とオレンジ(女の子
らしい)となる。また車内側と車外側とでも絵柄が異なる(車外側
は後述)なおマンナちゃんに関しては東葉高速鉄道公式サイトでは
一切触れられていないため詳細は不明である。
※矢印を画像にかざすとオレンジ色のステッカー画像へ。
車外側ドアステッカーがこちら。駆け込み乗車禁止の文言となる。
※矢印を画像にかざすとオレンジ色のステッカー画像へ。

■2000系(2004年)

乗入れ先の東京メトロ東西線の保安装置更新に伴い、1000形を
置換える必要が早晩に生じたため製造された車両。東京地下鉄05
系とは共通設計となっている。日立製作所の製造技術「A−Tra
in」を用いた、溶接箇所の目立たないスッキリした外観となって
おり、また日本鉄道車両工業会が定めた「標準車両」規格に適合し
ている。

■1000形(1996年〜2006年)

東葉高速鉄道の開業時から活躍した車両。東葉高速線は開業までに
紆余曲折があり、建設費が高騰した事から、新造車両での投入は見
送られ、中古車両での導入となったが、当時廃車が進んでいた営団
東西線用5000系が、乗入れ先の車両であり導入に際して改造が
最小限であった事から白羽の矢が立った。ストライプは、コーポレ
ートカラーのグリーンではなく「日の出」の赤、「データイム」の
白、「夕日」のオレンジの3色となる。東西線の保安装置更新に伴
い2006年をもって引退した。