にょほほ電鉄−車両−首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)
首都圏新都市鉄道は、東京の秋葉原から茨城県のつくば市とを結ぶ
「つくばエクスプレス」を運営する鉄道。JR常磐線の混雑緩和と
沿線開発を目的として建設が進められた。首都圏では最速の130
キロ運転を行い、秋葉原とつくばを最速45分で結ぶ。なお直流電
流が茨城県石岡市内の気象庁地磁気観測所に干渉する事から、守谷
〜つくば間は交流電流化され、秋葉原〜守谷間の直流電流と併せて
2つの電化方式を採用する。
駅名標 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)
駅名標は赤をベースに白文字というシンプルかつインパクトの強い
デザイン。駅名表示部とともに駅番号が大きく表示されているのが
デザイン上の特徴となっている。

和文書体:新ゴ
欧文書体:Rotis(サンセリフ)

注意喚起用ドアステッカーは、つくばエクスプレスのキャラクター
である「スピーフィ」がカバンを挟まれるもの。何故かスピーフィ
自体も痛がっている。


■TX−3000系(2020年)

つくばエクスプレス用車両。秋葉原〜つくば間の全線で使用される。
沿線の人口増加により混雑が上昇したことから、混雑緩和を目的と
して増備された最新鋭車両。前面形状はメンテナンス性を重視しデ
ザインが簡略化されながらもインパクトのあるデザイン。側面は乗
降扉位置を認識しやすいようブルーとした。室内は大型液晶による
車内案内表示器と設置、座席仕切りは強化ガラスとし車内の見通し
を改善した。2020年3月に営業運転を開始した。
■TX−2000系(2005年)

つくばエクスプレス用車両。秋葉原〜つくば間の全線で使用される。
茨城県石岡市に気象庁の地磁気観測所が存在し、直流電流が地磁気
観測に悪影響を及ぼすため、守谷〜つくば間は影響の少ない交流電
流区間となっており、この車両はJR以外では珍しい交直流対応車
両となる。車体は日立製作所「A−Train」の技術を採用、平
滑かつ継ぎ目の目立たない流麗な車体となっている。また車内には
ボックスシートが(一部)設置されている。
■TX−2000系(2次車:2008年)

つくばエクスプレス用車両。秋葉原〜つくば間の全線で使用される。
開業後わずか1年半で輸送人員1億人を突破したつくばエクスプレ
スは、輸送力増強のため、2008年度にTX−2000系4編成
が、2012年には3編成が増備された。バリアフリー化を進める
ため乗降扉の識別目的で車体窓下に赤いラインが追加された。また
車内も座席の材質を変更し座り心地が向上した。
■TX−1000系(2005年)

つくばエクスプレス用車両。秋葉原〜守谷間の直流区間で使用され
る。TX−2000系とは同じ外観を持つが、守谷〜つくば間の交
流電流区間には対応しておらず、秋葉原〜守谷間の各駅停車運用や
守谷止まりの区間快速に充当される。車体はTX−2000系とは
違い、川崎重工で製造(設計は日立製作所)また車内の座席はロン
グシートのみとなる。