にょほほ電鉄−車両−横浜高速鉄道
横浜高速鉄道は、地元横浜市などが出資する第三セクター。みなと
みらい地区と東急東横線とを結ぶ「みなとみらい線」と、横浜市内
にある「横浜こどもの国」へのアクセス路線「こどもの国線」を所
有する。両線共に自社車両を所有するが、実際の運行は東急によっ
て行われる。なお「こどもの国線」は元々、こどもの国協会の所有
であった同路線を、通勤路線化にあたり横浜高速鉄道が譲り受けた
経緯がある。
※画像は、みなとみらい駅。
駅名標 横浜高速鉄道
駅名標は、みなとみらい線と、こどもの国線とで、デザインが異な
る。画像はみなとみらい線のもの。基本形は画像のとおりであるが
馬車道駅と元町・中華街駅の書体は、駅名標では珍しい明朝体を採
用するなど、駅毎にアレンジが施される。また中央部の点線も駅毎
にデザインが異なる。
※矢印を画像にかざすと馬車道駅の画像へ

和文書体:新ゴ(馬車道:リュウミン、元町中華街:RFナウM)
欧文書体:Rotis(馬車道:Bodoni)
こどもの国線の駅名標は、東急の先々代駅名標と同じデザインであ
るが、東急と配色が反転しており、イメージが異なる。

和文書体:新ゴ
欧文書体:Helvetica

注意喚起用ドアステッカーも、みなとみらい線と、こどもの国線と
でデザインが異なる。画像はみなとみらい線のもの。Y500系を
模したキャラクターが手を挟まれるデザインとなる。
対してこどもの国線のものは、東急と同一のものを使用している。

■Y500系(2004年)

みなとみらい線用車両。東急東横線の延長線に当る、みなとみらい
線の開通と共に投入した車両で東急5000系と共通設計であるが
外観は横浜高速鉄道の車体カラーであるブルーとイエローをグラデ
ーションに施し、港街の躍動感をイメージした。また前面にもメタ
リックブルーを配すなど、非常に鮮やかな車両である。
■Y000系(1999年)

こどもの国線用車両。こどもの国協会が敷設した「こどもの国線」
を通勤路線化するに当り横浜高速鉄道へと譲渡されたが、その際に
製造された車両。外観は東急3000系をベースにしているが片側
3扉となり、前照灯も丸い形状。塗装は、横浜高速鉄道の車体色で
ある、ブルーとイエローのカラフルな塗色となった。